第53回通関士試験、当日 in Tokyo
am6:00 目覚ましが鳴る1時間前に目が覚める。さすがビビリーな私。ホテルの朝食をほどほどに食べる。
am7:30 ホテル近くのコンビニでお昼ご飯(おにぎり)とおやつ(GABAチョコ)、水500mlとお茶500mlを購入。後ほど水分を買い過ぎたことと摂取し過ぎたことを試験中に後悔する。Eminemの”Lose Yourself”を聴いてテンションをアゲながら、試験会場に向かう。
am8:10 東大の駒場キャンパスこと試験会場を電車で華麗に通り過ぎ、自分が渋谷駅から間違えて各停ではなく急行に乗っていたことを悟る。シモキタで降りて、慌てて引き返す。
am8:45 駒場キャンパス広すぎ&教室多すぎワロタ。何人もの試験官に場所を尋ね、ようやく自分の受験番号の座席位置を確認。本当はもっと早めに着席する予定だったんけど・・・。年期入った教科書を読んでいたオジ様方はあれかい?予備校の先生かい?それとも5chの通関士試験板に住む魔物かなにかかい?なんかオーラが違ったよ。トイレの数が圧倒的に少なくて、すでに嫌な予感がする。早めにお手洗いを済ませ、自席にて最後の見直しを行う。
an9:00すぎ 試験官による試験の説明がはじまる。真面目に聞く。質疑応答が済み、試験官が受験生の机周りの見回りを行い、いよいよ本番・・・というところで、突然試験官に声をかけられた。「あなた、自分の受験番号の席に座っていないですよ、きちんと確認してください」。はい??!!よく周りを見渡したら、一つズレた席に座っていた・・・。前後の受験生がいなかった(空席だった)ので気が付かなかった・・・。スタートで少しつまづいてしまった気がした。そして1科目目の、通関業法の試験がはじまった。
am10:00すぎ 通関業法を終わらせ教室を退出した。格安SIMの電波が入りにくい。なぜだろう?ここは目黒区だよね?リモートワークの問題は、時代を反映しているなぁと感心してしまった。あと複数選択が複数すぎて不安だった、でもボーダーの6割はさすがに大丈夫だろうというのが率直な感想だった。11時の関税法の試験まで時間がある。お手洗いを済ませ、GABAと水分を摂取し、建物内のベンチで関税法の復習をした。隣に座った女性はずっと自己啓発本を読んでいた。
am11:00 関税法の試験開始。正直言うと、語群選択の1問目から?マークが頭の上に浮かんでいた。第3問の米軍の問題で精神的に一度死んだ。第4問以降は惰性で解いた。こういう時に日ごろの努力がモノを言うのだ。折しも空気が湿っぽくなり、外から雨音が聞こえ始めた。私は低気圧頭痛持ちだ、ついでに超低血圧だ。午前中の雨は頭が締め付けられるように痛くなる。メンタルもフィジカルもダメージを負ってしまい、再チャレが頭をよぎった。てか「あ、落ちたわ私」って思った。マジで。
正午ごろ 教室を退出した。すぐにお昼ご飯とお手洗いを済ませ、午前に座ったのと同じベンチで通関実務・・・TPPの内容の復習をした。絶対に出ると思ったからだ。その隣では自己啓発本を読んでいた女性が再び自己啓発本を読んで何かをメモしていた。彼女は私にないモノを持っている。
pm1:00 頭痛が徐々に酷くなり、仮眠の必要性を強く感じて自席で爆睡した。30分は寝られたはず。結果的に昼寝してよかった。が、お手洗いに行く機会を逃してしまった。
pm1:50 通関実務の試験開始。さあ~、今年はどんな問題で受験生をいじめてくれるのかなぁ?と期待して問題に取り掛かったら、・・・完璧な肩透かしを食らった。TPPはこれだけかい?てか緑茶にはアレだよね、色々入ってて利尿作用あんだっけね・・・、忘れてたわ、ガハハ。はよ解かんとヤベェ、SAN値!ピンチ!SAN値!ピンチ!って感じで急いで解いて、計算問題を一問とりそこねた。申告価格と延滞税の合算価格を書かなきゃいけないところ。延滞税合ってたのにな。
pm3:00 自分史上最速のスピードで通関実務を解き終え、お手洗いを済ませて帰路に・・・つこうとしたら思ったよりも大勢の人が駅のホームに溢れているのを見て、時間をズラすことを決意。やっぱみんな早く終わったよねありゃ。
pm3:15 駒場キャンパス内のCaffe Vigoreでillyのカプチーノに2袋の砂糖を入れて飲み干す。午後から晴れたためか、そのころには頭痛がおさまっていた。次の予定はpm4:30@渋谷駅。時間的には少し余裕あり・・・。カフェで優雅にスマホを見ていたら、SNSで繋がっていた通関士クラスタの方々が合流している投稿を発見した。自分も「試験の話を今すぐ誰かとしたい!!!」と思い突撃したのだった・・・
こうして試験はあっという間に終わってしまった。来年受ける人に言いたいことは1つだ。緑茶はほどほどに飲もう!おわり