I Miei Migliori イタリア映画
I miei migliori filmなんて、決めるの楽勝でしょ、そう思ってました・・・
1位!Nuovo Cinema Paradiso(ニュー・シネマ・パラダイス)by Giuseppe Tornatore
特に説明も不要だろう。高校時代にこの映画を勧められて見て、「これはイタリア語で理解したい!」と思いイタリア語の道に進んだ、きっかけの作品。
2位!La Stanza del Figlio(息子の部屋)by Nanni Moretti
主題歌の”By This River”(Brian Eno)も大好きだよ。なんだろう、この映画に爽快感とか大オチみたいなものはないんだけど、悲しみからゆっくり立ち直ろうとする家族の姿に、いつ見てもジーンと来る。
3位!La Vita e’ Bella(ライフ・イズ・ビューティフル)by Roberto Benigni
これも特に説明不要。
4位!Io Non Ho Paura(ぼくは怖くない)by Gabriele Salvatores
イタリア語を勉強としようと思ったきっかけになった映画その2。高校生のころにこの映画を映画館とDVDで見て、イタリアの南北問題の存在を知った。あの衝撃的なラストシーンは、今でも忘れられない。
5位!La Migliore Offerta(鑑定士と顔のない依頼人)by Giuseppe Tornatore
オチの衝撃!!!もう1回見ざるを得ない!!! Huluで見れるよ。この邦題はさすがにいかがなものか。
ただ!ここから先がもう大混戦!ここ数年の”Perfetti Sconosciuti(おとなの事情)”、”Il Capitale Umano(人間の値打ち)”、”Benvenuto Presidente!(ようこそ、大統領!)”は面白くて良かった。
しかしネオレアリズモの巨匠の作品・・・、ロベルト・ロッセリーニの「無防備都市」、ヴィットリオ・デ・シーカの「自転車泥棒」「ひまわり」「靴みがき」、フェデリコ・フェリーニの「道」「甘い生活」、ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」「若者のすべて」ももちろん学生時代に見ているんだけど、こう・・・、胸にズーンと来る作品多くて、これいったい自分の中で何位なんだろうってイタリア映画祭を見て思った。あの不朽の名作「ひまわり」に順位なんてつけられない・・・。少なくとも30を過ぎた今、あの頃の価値観とは変わってしまったと思うので、もう一度これらの作品を見てからじゃないとおそらく判断できない、よって6位以下は保留にします。「道」も「自転車泥棒」も悲しすぎて当時泣いたよ。あのオチはまだ覚えてるから、今でも泣けるとは思う。
国家試験が終わったら・・・旅行して、ゲーム(はるとき3と大逆転裁判)して、英会話再開して、積読してた本読んで、キングダム読んで、AT限定解除して、古いイタリア映画を見てってやりたいことがたくさんあるなう。