通関士試験にかかった金額
リアルなお金の話するで~!!
私の現在のスペック!
・四国のド田舎住み(予備校どころか大学もない街)
・実家住みのため毎月の微々たる給料はそこそこ自由に使える
2015年、私は通関士試験を1度受けた。あの地獄のオージービーフ輸入の年だ。その時の私の武器は以下の2冊だった。
1. 通関士教科書 通関士 完全攻略ガイド(ヒューマンアカデミー)
2. 通関士教科書 通関士 過去問題集(ヒューマンアカデミー)
完全攻略ガイドを読み込み、過去問題集の通関業法、関税法等を2周して、通関実務は日ごろ貿易実務を仕事でしていたので、1周したのかしてないのか・・・さら~っと流してしまい・・・、結果爆死した。あの時に「こんな試験、二度と受けねぇ」と誓った。でも今年色々あって、一念発起して再チャレンジすることとなった。
通信講座(2019年1月~5月)・・・税込64,800円
今年は万全の態勢で受けなければならない。まず私は情報集めに奔走した・・・ネットの海を。通関士試験の勉強は4年間のブランクがあるので、自分は再チャレ組ではなく、完璧に初心者であると言い聞かせた。知識0からでもスタートできそうな教材を探し、たどり着いた通信講座がこちらだった。
ゴールドコース!今なら税込み66,000円!私が一番初めに手に取った教材はまさにこれだった(ちなみに本記事にアフィは一切貼ってないし、このブログの記事はガチ個人的なアレ・・・まさに情熱の燃えカスの備忘録だから、忖度0だよ!)
内容はとても分かりやすかった。学習のはじめのほうは、絵とか図とか分かりやすい表現にだいぶ助けられた。通関業法と関税法等の学習は順調に進んだ、が、自分が苦手意識を抱いている3科目目:通関実務の教材が・・・手薄だ。添削問題も、通関実務演習テキストも、過去問で見たことのある・・・しかも簡単な問題ばかりだ・・・。おいおい、オージービーフの解説してくれよ。殻付き殻無しの水煮したカニの問題は、通関士ポータルを読めば理解できるよ。
さらに、法令改正の解説動画のリリースが、なんと9月だった!!自分のスケジュールでは9月はもう仕上げに入っている段階なので、それでは個人的に遅かった。そのため、この通信講座では①通関実務(解法テクニック含む)と②法改正が弱い、と個人的には判断した。
独学期 (2019年5月~7月) ・・・税込37,845円
日本関税協会の2019年度版のテキストが出揃ってきたので、一応すべて買いそろえた。使わないものももちろんあった。もったいないけど、書店に実物を見に行けないんだから仕方ないか・・・
MHJの通信講座の教材(B5サイズの分厚い本×4冊)が持ち運びに適していなかったので、外で勉強するときに気軽に持ち運べそうなコンパクトな教材に乗り換えた。その際に、市販されている通関士試験の教科書はほぼすべて揃えたのではなかろうか。買った教科書、問題集は以下の通りだ。
1. 通関士教科書 通関士 完全攻略ガイド 2019年版(ヒューマンアカデミー/電子版) ・・・2,333円
2. 通関士教科書 通関士 過去問題集 2019年版(ヒューマンアカデミー) ・・・3,456円
3. 通関士教科書 通関士試験「通関実務」集中対策問題集 第2版(ヒューマンアカデミー) ・・・3,240円
4. 2019年版 通関士試験合格ハンドブック(日本能率協会マネジメントセンター)・・・3,240円
5. 通関士試験の指針(日本関税協会)
6. 通関士試験問題・解説集 (日本関税協会)
7. 通関士試験 ゼロからの申告書 (日本関税協会)
8. 通関士試験 まるわかりノート (日本関税協会)
9. 関税評価ドリル2019 (日本関税協会)
10. 計算問題ドリル2019 (日本関税協会)
11. 通関手続ドリル2019 (日本関税協会) ・・・7冊まとめて25,576円
使い込んだ教材は、4.通関士試験合格ハンドブック、 2.通関士教科書 通関士 過去問題集 2019年版 、7.通関士試験 ゼロからの申告書 、3.通関士教科書 通関士試験「通関実務」集中対策問題集 第2版の4冊。MHJのゴールドコースに足りていない(と個人的に思った)通関実務を補うべく、ゼロ申と集中対策問題集は特にやりこんだ。
このころに通関士試験勉強会「みこ会」に加入した。今会費は公表されていないようなので、ここでは割愛。みこ会の記事を読んで、使う教材を絞った。
https://study-group.miko-sakura5523.com/
各種模試、缶詰の旅、予備校の単科講座受講期(2019年8月~9月)・・・ 約161,624円 (内90,000円は旅費)
模試!MHJの分はゴールドコースに含まれていたので0円。日本関税協会の模試は6,480円だった。
しかし、忘れることなかれ、模試自体は2つで6,480円なのだが、私は地方在住の身・・・。お盆には弟妹、甥姪が大量に集う実家暮らし・・・。これは勉強に集中できないぜ~と思い、お盆の間約1週間、県庁所在地の街のビジホに滞在した。旅費は・・・こみ込みで約6~7万くらい?さらに日本関税協会の模試は本州でしか実施しないので、ここでも広島に1泊2日滞在している。旅費は・・・約2~3万くらい?う~ん・・・、高っ!!!広島のホテル高!!!品川のダブルベッド、ライティングデスク、洗濯機付きのダブルルームより高い!!!どないなっとんねん、広島の物価!!!
この時期から各予備校が直前講座や単科講座を提供し始めた。①通関実務(解法テクニック含む)と②法改正の弱点を補うべく、TACとLECの単科講座を受けた。以下の通り。
TAC
・通関実務 解法テクニック講座・・・12,000円
・語群選択大予想+α講座・・・12,000円
・通関業法・関税法 直前重要ポイント講義・・・12,000円
LEC
・改正点対策講座・・・5,000円
・出題予想講座・・・5,000円
・直前総まとめ講座・・・12,000円
そう、途中から「音声のほうが頭に残るな・・・私」という自分の記憶方法の特性に気づき、直前講座をぶちこみまくった。TACの小貫先生(・∀・)モェ!!
あと通関士試験の受験料は2か所に申し込んだので、(書留料金込みで)3,572円×2かかった。
本試験(2019年10月)・・・約51,480円
空港までの乗合タクシー代が7,000円、飛行機の往復チケットが、旅割きいてて22,480円、ホテルが2泊で22,000円。SUICAで支払った交通費は覚えていない。ご飯代とか品川で買った服代とか入れたら・・・目も当てられないので割愛。PRICELESSっていうの?ああいうの・・・。
合計額・・・約315,749円!!!高っ!!!!!( 内141,480円は旅費 )
そもそも東京で一人暮らししてたら、削れたところはいっぱいあったなぁ・・・。年末年始or夏休みのヨーロッパ1週間旅行分くらいのお値段ですなぁ。
もし上京して、同じ予算でもっかい受けるとしたら、みこ会で情報頂いて、大型書店で自分に合いそうな教科書や問題集を厳選して、TACの本科生になって、TACと日本関税協会の模試を受けるかなぁ・・・。これで30万いくかいかないかくらいのはず。
今年落ちたら多分来年も受けるんだろうけど、東京でお安く済ませたいね!もし受かってたら、教材大放出します、多分。