の〜みそこねこね

明日は休みだ、特に予定はない。天候は晴れらしい。最近新鮮な魚を食べていない。海沿いまで行けばなにか買えるだろうか。そういえば生しらす丼なる美味しいものがあるらしい。よし、朝イチにしらすを売っている漁師さんの直販店に行ってみるか。かくして私の日曜日の午前の過ごし方が決まった。

昨今、やれ脱出ゲームだの、やれIQ診断だのアハ体験だのと耳にするが、今日私は最も脳汁の出るアトラクションを発見した。それは「運転したことのない都会の複雑な高速道路の初見チャレンジ」だ！！

まず高速道路にたどり着けない

横浜、高速の入口多くね？さらに大きな幹線道路の端っこに急にあったりするせいで、タイミングを逃すとまずお目当ての高速道路までたどり着くことができない。ほっそい&カーブだらけの道をまあまあ迂回させられたりして、自分が今見ている信号はあってるのか？右折して良いのかここ？え？ここ入った先に高速道路が本当にあるの？という不安を常に抱えながら、なんだかよくわからないところをナビに導かれるままに運転しなければならない。

インターチェンジで道を誤る

ナビの言う通りに進んだつもりだったが、・・・初見の複雑なインターチェンジはもう半分くらい運に左右される。あと200mもないのにここから右車線にでるなんてもう無理だよ！短すぎるよ！とかね。これは先程の「高速道路にたどり着けない」とは明らかに異なるリスクが存在する。そう、ここはすでに高速道路なので、他の車はぎゃんぎゃんにスピードを出している。つまり、他の車の速度に合わせなければならないのだ。下手にブレーキを踏むと、最悪追突されて死ぬ。一瞬の判断を誤れば死ぬ、怪我をする、なにか事故を引き起こす、可能性がある。選択をミスったら、時間とお金のロスになるが一度下道に降りて、選択をやり直すしかない。ということは、最小限の傷で済ませられるよう早めに頭を切り替えなければならない。15秒前の自分のミスをくよくよと悩み続ける時間はないのだ。

ちなみに今日私は、2回選択をミスった。うおおおおおお考えろ考えろ考えろ！！！そして身体よ動けえええええええと、無理やり脳汁を分泌させた。といっても最近のナビはとても優秀なので、早めにバックアッププランを考えてくれた。私は早々に下道に降りて、ナビに言われるがままに下道を運転した。

急に現金を求められる

こんなこと、さすがに四国でもないんですけど！！？？有料道路って、ETC使えるんじゃないの全部・・・。三浦縦貫道路は違うんだ・・・。もう本当に面食らっちゃってね、道路で通行料払うの、子供の頃見ていた光景以来で、なんだか懐かしいなぁなんて思っちゃった。小銭があって良かったよ本当。

カーブ注意！がたまにシャレにならんくらいヤバい

久しぶりに見たぞこんなヘアピンカーブ、ってくらいヤバいカーブがたまにある。山道の運転に多少慣れてるとはいえ、高速道路でここまでひどいカーブはなかなかやでっていう箇所が急に現れることがある。助手席にしらすと大量の野菜が乗ってるから、あんま遠心力かけたら全部吹っ飛ぶなぁ、でも後続車もいるしこれ急ハンドルにならざるをえないいいいいいと、かなり危うい場面があった。今日はなんとかなったけど、もし道路が凍ってたらあれは普通に死んでた気がする。

高級車に煽られる

これは四国でもあるある。合流手前で気を利かせて空いてる右車線に移ったら、後ろから爆走してきた高級外車に煽られる。運転初心者であれば焦るかもしれない。しかし年齢も年齢なので、こんなことではもう動揺しない。さっさと左に移るのみだ。今日煽ってきたのは、ベンツ、BMW、AUDIだった。レクサスがいないのは珍しいね。むしろ最近では右車線（追越車線）をずっと80~90kmで走る車の方に恐怖を覚える。どうやって自動車学校卒業したんだ？

このように、「運転したことのない都会の複雑な高速道路の初見チャレンジ」は大量に脳に汗をかく。失敗したら死ぬからね、最高にスリリング。途中で雨が降ってきて、ベランダに干した洗濯物の心配というタスクも勝手に追加されてしまう始末だぜ。脳で判断し、きちんとその通りに運転しなければならないという点において、運転が上手いというのはやはり高度な技術なんだろうなぁと思う。なんか死ぬほど頭使ったせいか、低気圧のせいか、帰宅後泥のように昼寝した。横須賀市はさっさとすべての有料道路にETCを導入してくれ。