新年あけおめことよろ

ところで、私は現在休職しています。異動後の部署で、それはそれはなかなかなパワハラ、セクハラ、モラハラにあい、体調を崩しました。元々異動先の部署は”そういう”部署として有名なのです。別名”墓場”です。

メンタルが強くない私、正直着任後すぐ順当に病むんだろうな～と予想していました、そして予想通りでした。ここ数年間、この”墓場”を数ヶ月程度で辞めていく人材は数知れず・・・。そりゃそうだよ、ひっでえよここ。「パーソナリティ障害　ハラスメント」でgoogle検索したら出てくるヤバイ上司、同僚、環境のとおりの職場で、人格否定、監視、長時間労働、とにかく何もかもがヤバイ。

抑うつ状態になり、医師の診断書のもと休職に至ります。今抗うつ剤を飲んで、日々の生活に戻るべく穏やかな療養生活を過ごしています。

抗うつ剤を飲んで気が付いたことがある・・・私はもしかしたら、物心ついた時からずーーーっと、実は抑うつ状態だったのかもしれない。これまで何をこんなに焦っていたのか、何をこんなに不安に思っていたのか、本当に今となってはよくわからない、というくらい心が凪のよう。いつも何かに焦って、いつも何かに怯えていたなぁ・・・と振り返るくらいに穏やか・・・というか、感情の起伏がない。これまで私が必死に勉強したのも、資格をとったのも、正体のよく分からない不安と焦りにせかされてしていただけかもしれない。

今、私は長文が読めない。うつ病の諸症状の一つらしいが、私の心の拠り所だった「読書」が急に全くできなくなった。長文を読んでいると、前の文章が思い出せない、そうすると、今読んでいる文章も入ってこない。何度同じところを読んでも理解できず、とにかく脳に負荷がかかる。抗うつ剤の効果が切れたら「うわっ！文章が読めないなんて！！怖い！！ヤバイ！！なんとかしないと！！」と再び焦りだすのだが、ここ最近は「ああ、抗うつ剤が切れたから今精神的にこんなに焦っているのか。もう寝よう」と思えるようになった。なんという進歩。

全く読めない状態からすこーし進歩して、ここ数日簡単な文章なら読めるようになった。すげえスッカスカのビジネス書とか、漫画とか、エッセイとか読んでる。時間だけはたくさんあるので、本当に好きなだけ読んでる。

まずは鬼滅の刃を全巻読破した。24冊読んだわけではなく、ジャンプでリアタイしていた24巻（最終巻）を改めて読んだ。あと貞本さんが書いた新世紀エヴァンゲリオン全14巻も読んだ。これは全巻借りて読んだ。最近金ローで映画やってたのを見て、原作（アニメ1～26話+Air/まごころをきみに）を見直したいという欲求がわいたものの、あれをまた見るのか・・・・・・と思い直して漫画版に軟着陸した。とにかく説明文の多い鬼滅の刃と、とにかく説明のない新世紀エヴァンゲリオン（Q）。高低差ありすぎて耳キーンなるわ。すげえ今更だけど、多分このアニメは主役が緒方さんの声じゃなかったら見てなかった、確実に。加持さんって何がしたかったのよ結局。ミサトはあの年齢にして大人だったなぁ旧劇。ゲンドウはどないやねん全部。冬月は謎、岡田斗司夫氏の予想が当たったら本当に笑う。エヴァの原作に初めて触れたのは、中学生のころだった。あの頃はチルドレンに感情移入していたけど、さすがにもう大人側にまわって見てしまう。鬼滅の刃は良かったです。エヴァほど心に何かを残していく作品ではなかったけど。グロさはそこまで変わらないのに、やっぱ思春期に触れたものはツヨい。そもそも鬼滅の刃はおそらく小・中学生がターゲット層なので、説明は多いしそこまでわかりにくく悪い大人は出てこない。

かくして隠居生活を送っているが、この生活を送っていて確信したことがある。治療を受けるべきなのは、加害者の方、絶対に。もうこれだけは間違いない。あの小人数の部署で、病的におかしい人が2人いた。なぜ他人の人格を堂々と本人の目の前で否定できるのか、全然わからない。他人のミスを私になすりつけられるのか理解できない。おかしいのはどう考えても加害者たちなのに、被害者が治療を受けて、その場から半ば強制的に離脱させられるの、正直本当にどうかと思う。この精神的に凪の状態で怒る案件は、どう考えてもおかしいやつ。

ただただ、なんだかなぁ・・・と思う。まぁ私を追い出せば、その加害者にメリットがある（椅子取りゲームのような）状況を作り出したのは会社なので、経営陣にも問題があると思う。マネージャーの教育不足、人材不足、資金不足、様々な要因が重なってカオスと化しているあの部署は。もう戻ることはないだろう。とりあえず今はストレスになりそうなものをバシバシ切り捨てて、快適で穏やかな生活を過ごせるように努めている。もう職場なんて知らんがな。

ゲランの香水（シャリマーのフィルトル）買ったり、パトリック・ロジェのチョコレートをパリから大枚はたいて取り寄せたりして、自分を甘やかして生きている、今は。