続、マスクの中の格闘
コスメ沼におかえりなさい
それは私が高校生だった頃・・・、Seventeenの愛読者だった。「スクールメイクにキャンメイクの透明マスカラ!リップはワセリン!おしろいは無色透明のものなら先生にもバレないよ!」といった見出しが誌面を踊り、メイクに興味のない女子高生だった私も、Seventeenをきっかけにお化粧デビューした。
はじめはちょっとした変化にも胸がときめいたものだったが、辛いかな、私はひどいアトピーとアレルギー持ちであった(過去形なのは今は肌質が変わってひどいアトピーがなくなったから)。顔の湿疹を化粧でどうにかできないものかと試行錯誤し、高校生の割にはどんどんとお化粧が濃くなっていった。高校2年生頃から読む雑誌がSeventeenからMinaに変わり、デパートコスメの知識をつけてしまってからはもう・・・。といっても地方の高校生のお小遣いで買えるものは少なく(3,000円くらいのグロスが限界)、そもそも私の住む街にはデパートがない。週末に親が仕事で遠出する際に便乗し、デパートのある都市部まで出てデパコスを探したものだった。確か誕生日に親にお願いして買ってもらったものは、ボディショップのメイクブラシ一式(今でも大事に使っている)や、ジバンシィのプリズムヴィザージュコンパクト(当時は9色だった、今は4色だけど)など、正直社会人になった今でもおいそれとは買えないものばかりだったなぁ・・・。
ところが、社会人になり地方の倉庫に配属されてから、私はどんどん化粧をしなくなった。新卒1年目にしてAM7時半出社AM0時退社などというめちゃくちゃな仕事量に振り回されてしまい、単純に化粧をする余裕がなくなった。はじめの頃はきちんとして行ったが、お昼休みにどんだけお直ししても、現場を駆け回るような仕事だと全く持たなかった。あの頃はイプサやクリニークといった価格帯のファンデーションは軒並み試したと思う。化粧しても無駄だなと思うようになってからは、かといっていい年こいてノーメイクで外出するのも憚られるので、職場にはお化粧風の薄化粧(お粉はたいて眉毛描くくらい)しかして行かなくなってしまった。私はまだ若いしこれで良いだろう、そんな風に割り切っていた。
月日は経ち先日、とあるバラエティショップでパッケージのかわいいリップグロスを見つけた。コロナ禍なのでテスターは使えなかったが、安いしパケ買いしてみようと思い購入。試しに家で塗ってみる。・・・な、なんてかわいいんだ・・・!!大正解だった!!さらに驚くべきことに、このグロス、ティッシュオフすればマスクに全然つかない!!最近マスクに色んなものがべっちょりつくのが嫌で、いよいよ化粧なんてしていなかったけど、これは画期的だ!!どこのメーカーのものなんだ?!とインターネットで調べたら、これまで使ったことのない韓国のメーカー、アピューのものだった。しかもこれはグロスではなくティントリップ(もしくはリップティント)というらしく、最近流行っている新しい種類の化粧品だった。かつて高校生の頃、デパコスのクオリティの高さに驚かされたが、大人になった今、プチプラ韓国コスメの台頭に驚かされ、再びお化粧への強い興味がわいてきたのだった。
導入部が長くなってしまった。ここからは最近買って使用したリップティントのベスト9を発表するよ〜。リンクは参考までに貼っておくけどアフィ貼ってない。ここに書いたものは多分ほぼPLAZAかLOFTで買えるはず。
第9位(最下位):ジューシー リブティント(リカフロッシュ)
長所:発色がいい
短所:唇が痛いし荒れる
長所:色味が綺麗
短所:めちゃくちゃ塗りにくい初心者キラー
長所:塗った直後は超かわいい
短所:色ムラになりやすく落ち方が汚い
第6位:デューティント(アミューズ)
長所:これといって思いつかない
短所:これといって思いつかない、使いやすさ次第では上位に行くかも
長所:マットさと色味が絶妙
短所:他シリーズと比較すると落ちやすい
第4位:グラッシーレイヤーフィクシングティント(リリーバイレッド)
長所:発色が良く塗りやすい
短所:色ムラになる
長所:塗りやすい!色展開が豊富!
短所:塗ってしばらくしてからの乾燥が気になる、落ち方が微妙
長所:ラメ可愛いし発色もいいし安い
短所:少し乾燥するかも?
長所:落ち方が綺麗でシーンを問わず使える万能品
短所:特に思いつかない
長所:持ちがいい、落ちにくいし落ち方は綺麗だし色展開も豊富でくすみ色が綺麗。ティントに比べると唇への負担が少ない
短所:高い、地方のバラエティショップでは買えない
やぱデパコスナンバーワン!!シャネルのルージュアリュールラックもマスクメイクに向いてる口紅らしく、気になっている。
コスメの知識は、小田切ヒロさんや河北さんといったプロのヘアメイキャップアーティストの方の書籍、動画や、韓国人会社員JちゃんやサラさんといったYouTuberの方の動画を参考にしております。今回リップティントの話にしぼってしまったけれど、韓国のクッションファンデも優秀なのでぜひまたの機会に。化粧は武装でありコスプレでありオンオフのスイッチであり、楽しい今は。